【ベーシックインカム】働き方や働く意義を変えるかも知れない、新しいシステム

空に向かってブランコをこぐ

ベーシックインカムという言葉を聞いたことがある方はたくさんいらっしゃると思います。

ものすごく簡単に言うと、基本的な収入を国から支給される、
というシステムです。

このシステムが働き方にどう関係してくるのか、考えてみました。

ベーシックインカムは働き方にどう影響するのか

2020年4月、コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出されたために、仕事ができなくなった方がたくさんいました。

そこで、政府は、一人、10万円づつ、国民に配る、という施策を取りました。

1世帯ではなく、一人づつ、です。

これは、緊急事態宣言の代替支給のような形で、配られたのですが
もし、この10万円が、普通に、毎月、国民に配られたら、、、?

この10万円で最低限の暮らし、生きていくことは、できるのではないでしょうか。この、国からの最低限の支給がベーシックインカムと呼ばれるもので、
将来、このシステムを導入してはどうか、と
現在、いくつかの国で検討されています。

実際に、試験的に導入した州や国もありますね。

働かなくてもいい?

それでは、働かなくてもいいのでは?と思いますが、
「はい、働かなくてもいい」のです。

働かなくても最低限の暮らしはできます。
ただ、贅沢はできません。
旅行に行ったり、レストランへ行ったり、シーズン毎に洋服を買い替えたり、
そういったことは、易々とできないでしょう。

それでも、いいよ!
という人は、そのままで
いいや、もっといい暮らしがしたい!という人は働くこともできます。

そうなってくると、「働く」ということが、
生活維持のためではなく

よりよい生活をするため

クリエイティブなことをするため

に目的が変わってくるのでは、と言われています。

働かざる者、食うべからず

ではなくなるので、嫌々会社に行く、というようなストレスがなくなり
自分が好きなことを仕事にすることができるのではないか、

と期待されています。

日本でのベーシックインカムはどうなる?

やはり、かなりの国力が必要になるので、すぐに始めるのは難しい気配がします。

個人的には、このベーシックインカムにとても期待していて、
早く導入して欲しいな、と思うのですが
私が生きている間には無理かなぁ、、、という気がします。

セミリタイア生活とは、このベーシックインカムをどうやって得るのか
ということと言い換えることもできると思います。

半分休んで、半分働く。
シンプル生活をするのであれば、なんとか生きていけると思います。

が、このベーシックインカムがなくても、日本人なら、セミリタイア生活が送れるのではないか、という意見があり、私が面白い考え方だなぁと思っている本があります。

【日本列島回復論】著者:井上岳一(新潮選書)

という本です。

これは、ざっくり言うと、
お金でベーシックインカムを受け取るのではなく
日本という素晴らしい自然を活用して
自然と暮らすことで、最低限の暮らしはできるのではないか、というものです。

日本には、豊かな水、森、があり、
昔からの自然を活かした生活の知恵もたくさんあります。

現在、それららが、受け継がれないで、
お金がないと、生活できないような、システムになっているが

例えば、里山の暮らしのように
野菜を栽培したり、近くの山水を活用した暮らしをすれば
現金は、それほど要らないのではないでしょうか。

この著者は、東日本大震災の時に、道路が寸断されてしばらく孤立していた集落に、支援のため、やっとたどり着いた時、目にした光景がヒントになったようです。

その孤立した集落では、村民が知恵を出し合い、風呂を作り、飲み水を供給し、火をおこし、温かい食べ物を作って、支援が届いている避難所よりも、快適な暮らしを送ることができていた、そうです。

それは、近くに、自然(山、水)があり、また、それを活かす知恵を受け継いでいる村民がいたからできたことだとも、言っています。

食料の備え

皆が、里山に住む、家庭菜園をする、というのは、非現実的かも知れませんが、
今の日本人は、こういった自然を活かして暮らして居る人が
少なすぎるような気もします。

話は飛びますが、ロシアでは、ダーチャと呼ばれる農園が、政府から支給されていた時代があり、現在でも、そのダーチャを持つ人が大勢います。

そこで、時給自足とまではいかなくても、ある程度の食料を得ることはできるようです。また、自分たち自身で、そういった食料を各家庭が長期保存しているのは、普通のことのようです。

コロナの時、ロシア政府は、小麦の輸出をストップしたといいます。自国民に配るためです。

日本がもし、小麦の輸入をストップされたら?
他にも、野菜、海産物、その他穀類、、、などなど輸入をストップされたら
自国だけで、食料を賄えなく、一気に国力が落ちると想像できます。

でも、そういった事態は起こりうるのです。
そんな時、日本の自然を活かした日本流ベーシックインカムが行われていたら
最低限生きていくことはできるのではないでしょうか。

自然の暮らし

このサイトにガーデニングという、カテゴリがあるのですが
数年前まで、1mmもガーデニングや家庭菜園に興味がありませんでした。

しかし、始めてみると、単純に自然と触れ合うことで
ストレスが発散され、心のバランスがとりやすい気がします。

ベーシックインカムを現金で受け取るのではなく
日本の自然から受け取る、というのは

人間としての暮らし、リラックス、ストレスフリーにも
とても良いことだと思います。

ブータン国で数年間、働いていた日本人が言っていた言葉を思い出します。

ブータンでも雨が降る時期があります。
日本では雨が好きでなかったけれど
ブータンの雨は違う、とその人はいいます。

雨音が違うのです。

雨が降って、その雨がアスファルトやコンクリートに当たるのではなく
地面や木々の葉っぱに当たる。

その音は不快な音ではなく
とてもやさしい音なのだ、と。

私はそれを聞いて、同じ雨でも、自然の中で聞く音と、都会で聞く音では
人間に与える影響がこれほどまでに違うのか
と驚きました。

まとめ

働き方を変えるには、ベーシックインカム、つまり最低限の収入を得るにはどうすればいいのか、が焦点になってきますが

日本の自然を活かした、日本版ベーシックインカムの最初の一歩に
ベランダでのプランター栽培を
一度、始めてみられてはいかがでしょうか。

案外、そんな小さなところから、
暮らしについて、働き方について
考えが動きだすかも知れません。

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